ワールドカップ予選 ドイツ戦 歴史的な勝利!!「一喜一憂するな、次が大切だぞ、これを生かして次もまた勝利すること」
サッカー日本代表がやってくれました。まさに歴史的な勝利でしたね。ワールドカップ優勝国との勝利はもちろん、優勝4回の超強豪国ドイツに勝つとは史上初めてのことで自分にとってはまさに夢のようなできごとで、さすがに勝利の瞬間は興奮と感動でこころ震えました。
思えば、ドイツとは浅からぬサッカーの縁がありました。サッカー後進国の日本が東京オリンピックを控え日本サッカー協会は初の外国人コーチとしてドイツ人のクラマーを招き、東京オリンピックではベスト8に導き、後継コーチによるメキシコオリンピックの銅メダルへとつないで行ったのです。 彼はサッカー日本代表の基礎を作り日本サッカーリーグの創設にも尽力し日本サッカーの父と称されるまでになりました。その後、日本サッカーリーグ、Jリーグ時代とつながり、ドイツブンデスリーガでは奥寺康彦、尾崎加寿夫、高原直泰 等名選手が参入し、その後の長谷部誠、香川真司、大迫勇也、鎌田大地、堂安律等計38名がこのリーグで自らを鍛えて行く中で、世界基準へと日本サッカーをレベルアップさせていったのです。
この試合で私が最も印象に残る場面は、森安監督が円陣になった代表選手たちに声を枯らして叫んだところです。「一喜一憂するな、次が大切だぞ、これを生かして次もまた勝利すること、しっかりと準備してやっていこう!」 実はこの一喜一憂するなの言葉、直前に解説をしていた本田圭祐さんからも聞いていたので、この一致に驚きと感激を憶えました。その後の選手インタビューでもこの趣旨の発言が相次いで、日本代表の共通ベクトルだったのかなあと思ったわけです。
このことは目的を達するためにも、そして何より生きる上での究極の原理があると私が日頃から思っていることでもあります。ちょっと哲学的になってしまいますが、あるのは「今、ここ」過去も未来もない、今ここに集中しているときこそ、生きているという何よりの証である。熱狂は熱狂として、喜びは喜びとして、誇りは誇りとして大切にするのは大いに結構、しかしそこに囚われることが今、ここから離れてしまいかねないなら傍らにおいておこうではないか。
かつて私が書いた「日日是好日」にも通じる極意ですね。勝利に酔うのはもう終わり、次戦にむけて今ここでできる準備をして戦いに森安ジャパンは臨んでくれるはずです。浅野選手の言うように相手が誰でも関係なく100パーセント力を出し切ってくれることを確信しています。
